正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

2014-08-13から1日間の記事一覧

三人が寄り添うように  (第11回)

根岸に行くと言い残して秋山真之が出かけたのは、「子規の家にその母と妹をたずねるつもりだった」と司馬さんは書いている。ところが彼は二人に会わずに帰っている。 それがなぜなのか、これでもずいぶん真面目に考えたのだが、結局さっぱりわからん。子規の…