正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

2014-09-21から1日間の記事一覧

日進  (第26回)

天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも 阿倍仲麻呂 今回は格調高く始めてみました。この和歌は百人一首の中で私が一番好きな一首です。ただし正直なところ、純粋に文学作品として好きなのではなく、作者の人生がドラマチックだからだ。前回触…