正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

2014-10-16から1日間の記事一覧

子規の「道灌山」  (第34回)

しばらく日露戦争ばかり話題にしていたので、この戦争の直前に亡くなった子規を久しぶりに話題にしたくなった。子規は散文の名手でもあり、司馬さんは明治以降の文体の手本の一つとなったと力説してやまない。 私には文体論はよく変わらない。でも時代を問わ…