正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

2015-05-18から1日間の記事一覧

豊島沖  (第58回)

印象として、日本国が明治維新や西南の役を経由しつつ富国強兵の看板を掲げ、ひとり気勢を上げていたころ、近隣の諸国は不調であったらしい。ロシア帝国は「坂の上の雲」の時代から、そう遠くない将来に悲惨な末路を辿る。清国も同様に老朽しており、しかも…