正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

2017-09-07から1日間の記事一覧

教育者  (第135回)

乃木さんは教育者になればよかったのにと思う。司馬遼太郎風に言えば、乃木の人生はそれ自体が劇であり、本人が脚本を書き、本人が主役を演ずる。周囲は助演者であり、その最たるものが妻お七ということになるだろう。二人の息子の死も、詩的、劇的になった…