正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

2019-07-17から1日間の記事一覧

博物  (第185回)

前回以来、ときどき子規の「仰臥漫録」を読んでいる。他の随筆集と異なり、新聞日本の記事ではなく、公表するつもりがなかったはずの日記のようなものだから、絵が描いてあったり、食い物や病状の話、果ては妹お律の悪口まで、話題を問わず書いている。漫録…