正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

2014-08-31から1日間の記事一覧

愚駄仏庵  (第20回)

前回の続き。子規は看病に来てくれた虚子に、自分の事業の後継者になれと口説いたらしい。これと同様の場面は後にもでてくるのだが、どうやらここで虚子は快諾せず、子規は子規であきらめなかったということだろうか。 ようやく子規も小康状態になって退院し…