何だか真面目なタイトルだが、子規の「仰臥漫録」における食欲と体調は、尋常のものではない。約一年後に亡くなる重病人の食欲としては、子規について書く人が皆、好んで取り上げるように旺盛なもので、同年代のころの普通に働いていた私より多分たくさん食…
正岡子規の日記「仰臥漫録」は、明治34年の9月に書き始められている。最後に入っている日付は翌年の7月で、その翌々月に他界している。なぜ、これを書き始めたのか、私の知る限り彼は理由を明らかにしていない。題名の通り、容態が寝たきりになったことは明…
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