正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

2017-08-19から1日間の記事一覧

八百屋お七  (第132回)

司馬遼太郎は乃木希典を様々な表現で描写する。司馬文学における乃木さんとは、例えば「自分の精神の演者」であるとか、「精神美の追求」とか「傾斜」とかいった形容が付く。 乃木さんにとって、自分は自分の人生という劇の役者であり、それを自分で演出する…