正岡子規と「坂の上の雲」の感想文

寺本匡俊 1960年生 東京在住

呉と江田島  (第198回)

そう遠くないうちに、呉や江田島に行くかもしれないという話になってきました。社会活動の一環です。その主な用件が呉で終わったあと、時間があれば大和ミュージアム江田島の海軍関係の施設等を見て回りたいと思っています。

大学生の夏休み、西日本を一人旅したとき、広島市には立ち寄りました。原爆ドームを見て、平和祈念館を訪問し、歩いていたら改築前の広島球場の前を通り過ぎ、歓声が聞こえて参りました。40年も前のこと。


しかしまだ呉と江田島には行ったことがありません。ここ東京からそう何度も行けるような、所要の日数と旅費ではありませんから、今回の訪問を機にできるだけ多く見学と慰霊をして参る所存です。

このブログはタイトルどおりで、主に正岡子規の作品と、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の感想文です。江田島と云えば海軍兵学校。子規と直接の縁はなさそうですが、秋山真之が卒業生です。


基礎知識も何もなく出かけていっても貴重な時間を無駄にしますので、これから少しずつ手元の資料やネット情報を中心に(私は今、失職中であります)、このブログに書いて覚えて考えることにします。

まずは「坂の上の雲」より、基本的な点ですが、どういう経緯で三人の若者すなわち秋山好古・真之の兄弟と、正岡子規が主人公に選ばれたのかについて復習です。始まりは子規のはずです。では次回より、少しずつ確かめて参ります。


(つづく)



上野不忍の池 蓮が満開  (2023年7月31日撮影)
















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